看板の色選びに迷ったら!色が持つ効果とイメージ
「看板の色って何がいいんだろう?」そんな風に悩んでいませんか?色は、人の心に強い影響を与える要素です。作用を知った上で使う色を選べば、見る人の印象をコントロールすることも可能です。この記事では、与えたい効果に合わせた色選びについて解説していきます。
目次
主な看板の色のイメージ
黒のイメージ
定番の黒は、落ち着いた高級感のある色です。高級感を演出する際にもっともよく使われる色でしょう。重く、力があり、強さを感じさせる色です。
白のイメージ
黒と同じく定番の白は、クリーンなイメージの色です。医療系などの他、スタートや出発地点のようなイメージを与えたいときによく使われます。未来を感じさせる色でもあるため、不動産で使われることも多いですね。
赤のイメージ
赤はエネルギーを感じさせ、食欲を掻き立てる効果がある色です。飲食店で使われることが多く、中でも、熱いものや辛いものを連想させる色でもあります。また、注意喚起の色でもあるので、店舗以外に、標識や消防車などにも使われていますね。
オレンジのイメージ
オレンジは、陽気な印象を与える色です。食欲増進のカラーでもあります。赤も「食」との相性が良いですが、オレンジの場合は新陳代謝の良さやフレッシュさなど、赤よりも軽さや健康的なイメージが感じられます。活動的な印象もあるため、企業のイメージカラーにもよく使われる色です。
黄のイメージ
黄は明るく柔らかく、希望を感じさせる色です。太陽の光やひまわりなど、あたたかさを表現したいときにぴったりです。幅広く使いやすい色ですが、黒と組み合わせることで注意喚起の色にもなります。濃淡によってイメージが大きく変わる色でもあります。
緑のイメージ
緑は安定感を感じさせる色です。親しみやすさ、癒しなど、リラックス効果の色なので、医療系を始めとする様々な企業で使われます。植物を連想させる色として、エコ系や環境系の看板としてもよく使われていますね。
青のイメージ
青は信頼感やさわやかさを感じさせる色です。冷静さや知性を感じさせるため、企業のイメージカラーとしてとても人気があります。また、色調を調整することで、青空や星空、海、海産物など、イメージを連想させやすい色でもあります。
紫のイメージ
紫は個性的でエキゾチックな色です。高貴な色でもあります。複雑な色なので、アートな雰囲気、伝統的な雰囲気を醸すにはぴったりですし、シンプルなカラーの差し色としても使える色です。
看板の色選びのポイント
色は、心理や感情に直接はたらきかける手段です。見る人が直感的に抱くイメージを誘導することができるため、目的を持って最適な色を選びたいところです。
注意点としては、色のイメージは置かれている環境や文化、文脈によっても異なるということです。看板の色を選ぶ際は、看板を設置する場所やそれを目にする人の層などを加味するようにしましょう。
また、ユニバーサルデザインに留意することも大切です。ここで取り上げた色のイメージはあくまで一般色覚の場合のイメージで、様々な色覚の人にとって認識しやすい色の選び方となると、少し違った考え方が必要になってきます。ユニバーサルデザインについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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