PSign3Dとは?デザインの再現性が魅力の次世代LEDサインの特徴を解説します
3Dプリンターで出力して作る次世代LEDサイン「PSign3D」をご存じでしょうか。PSign3Dは、LED先進国の韓国ではすでに多くの企業で採用されています。この記事では、PSign3Dの特徴について解説していきます。
目次
PSign3Dとは
PSign3Dとは、3Dプリンターを使ってPLA(フィラメント)0.2mmを積層方式で積み上げて製作するLEDサインです。本体の背面版にLEDを組み込み、正面発光部に樹脂を流し込んで仕上げます。既存のLEDサインでは製作できなかった複雑なマークや超小型サインも綺麗に仕上げることができます。企業サインや商業用の看板として、あらゆるイメージを具現化できるLEDサインです。
PSign3Dのメリット
PSign3Dのメリットは以下の5つです。
- デザインの再現性
- 側面のバリエーションが豊富
- 短納期・低コスト
- 軽量で設置が容易
- 環境にやさしいPLA素材
デザインの再現性
PSign3Dは3Dプリンターを使ってPLA0.2mmを積み上げて製作するため、従来のLEDサインでは表現できなかった複雑なマークや超小型サインであっても、精密に元デザインを再現することができます。発光面の幅は5mmからとなっており、多様な形として製作することが可能です。
側面のバリエーションが豊富
PSign3Dは、正面だけでなく側面も光らせることができます。もちろん、不透明タイプのPLAを選べば正面のみを光らせることも可能です。側面の光らせ方は5パターンから選ぶことができ、製作タイプと色の組み合わせ次第で200通りものバリエーションがあります。
元デザインとPLA素材の組み合わせ次第で様々な見え方を演出することができるのがPSign3Dなのです。
短納期・低コスト
PSign3Dは3Dプリンターで製造するため、数量が多くても短納期を可能にしました。さらに、人件費があまりかからないため、既存のサインに比べてコストがかかりません。
軽量で設置が容易
PSign3Dは素材がプラスチックであるため、とても軽量です。取付方法はアクリルタイプ、置き方タイプ、フックタイプ、ネジタイプの4つから選択可能で、いずれにしても容易に設置することができます。配線もシンプルなので、そういった意味でも扱いやすい製品です。
環境にやさしいPLA素材
PSign3Dの素材はであるPLA(Poly Lactic Acid・ポリ乳酸)フィラメントは、植物由来のPLA樹脂をベースとして開発された3Dプリンター用の材料です。トウモロコシなどの天然素材から抽出して作られたバイオプラスチックで、従来の石油由来のプラスチックと比較すると、カーボンニュートラルで再生可能なPLAフィラメントは環境にやさしい素材だと言えるでしょう。
PSign3Dの注意点
PSign3Dを採用する際の注意点としては、屋内利用であることが挙げられます。現時点では屋外に向けて使う場合は、屋内のガラス面などから利用していただく形となります。
屋外設置の場合はシンNeonサイン、チャンネルサインがおすすめです。